1月1日はお正月。たくさんんの人々が新年の挨拶をします。その中で長年「新年あけましておめでとうございます。」という挨拶をしてしまっている人がまだまだ多いようです。とくに人から注意をあまり受けない特殊な人に多いようです。ここでは何故ダメなのか解説します。
目次
何故新年あけましておめでとうございますはNGなのか
新年が明けるのであればこの「明ける」という意味が関わっきます。年があらためてある期間が終わるという意味。新年が終わりましたという意味になってしまいます。
それと「重複している」という意味もあります。新年もあけましても同じ意味です。言葉で重複とは良い意味合いはないので避けるべきでしょう。
このためただしくは
明けましておめでとうございます。
たとえば、癖で「新年~」と言ってしまった。そのときは
「新年~…おめでとうございます。」
と言えばOKです。
広く使われているため完全な間違いとまで至らない
新年の挨拶は「明けましておめでとうございます。」または「新年おめでとうございます。」のどちらかが好ましい。しかし「新年明けましておめでとうございます。」も広く使われてきているため完全な間違いでもない。
実際に言葉というものは、時代の流れで常に変化するものです。
もしかしたら将来的にはめでたい言葉は多ければ多いほど良いという解釈になるかもしれませんね。
引用元:NHK放送文化研究所
いつまで「あけましておめでとうございます」を言うの?
お正月のあいさつについては、いつ頃まで使えるのでしょうか。
「松の内(1月7日ごろ)または小正月(1月15日ごろ)まで」
(『三省堂国語辞典第七版』)がひとつの目安です。
現在は2021年新型コロナウイルスの影響でなかなか企業関係の挨拶周りもままならないことでしょう。1月末までは新年の挨拶周りはあるのではないでしょうか?
お取引様各位への新年の挨拶メール文
お取引先様各位 あけましておめでとうございます。 昨年は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。 本年も、より一層のご支援を賜りますよう、 従業員一同心よりお願い申し上げます。 |
シンプルな文章が一番です。
あまり長々と書きますと、新年早々アピールが強い人だと印象も悪いかもしれません。
なんといっても、仕事初めは年末から貯まった仕事に追われてどちらさまも大忙しです。手短にいきましょう。