2020年コロナ影響で冬のボーナスがでないのか

参考に2019年の厚生労働省の調査結果

厚生労働省が2019年11月に発表した「毎月勤労統計調査 令和元年9月分結果速報等」によると、2019年の夏季ボーナス平均支給額は38万1,520円、2018年4月発表の「毎月勤労統計調査 平成30年2月分結果速報等」によると、冬季ボーナス平均支給額は38万654円でした。


2020年冬のボーナスの見込み額について、さまざまな調査データが発表されています。

シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査では、平均34万7806円(対前年比▲10.7%)で、うち製造業は46万4871円(対前年比▲9.2%)、非製造業は32万3719円(対前年比▲11.1%)という見通しを出しています。調査は事業所規模5人以上の民間企業を対象にしたもの。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、「新型コロナウイルス感染症の収束が遅れるなか、企業業績や雇用環境の悪化が続いていることから、前年比▲10.7%とリーマンショックを超える減少幅を記録する」と予測しています。

民間企業は前年比およそ11%減

民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)の2020年冬ボーナスは前年比-10.7%。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング「2020年冬のボーナス見通し」(2020年11月9日発表)からの統計です。

2020年公務員の冬のボーナスは前年比4.3%減

公務員の2020年冬ボーナスは12月10日支給


公務員のボーナス支給日は下記の日程です。

国家公務員のボーナス支給日は法律で決められています。

夏季ボーナス 6/30
冬季ボーナス 12/10

 

公務員の2020年夏ボーナス平均支給額は68万100円で前年比0.1%増でした。

この夏のボーナスは、前年の民間給与を参考として決められるので、このコロナ禍の影響は受けていません。

2020年冬ボーナスは、コロナ禍の影響を受けることになります。前年より減少の見込みとなっています。平均支給額は前年比4.3%減の65万7900円と予想されています。

地方公務員も合わせた公務員のボーナスをみると、1人当たりのボーナス支給額は前年比3.8%減と予測されています。地方公務員のボーナスも、国家公務員の動向に準じています。というのも、多くの自治体では、給与やボーナス支給を国家公務員の基準をもとに決めるからです。

引用元:みずほ総合研究所「2020年冬季ボーナス予測」(2020年11月16日)

2020年冬ボーナス、企業は大幅に下がる予想ですが、国家公務員や地方公務員はわずかに下がるといったところのようです。民間企業の動向より少し遅れて決まる公務員のボーナス、コロナ禍の影響で民間企業のボーナス状況が更に悪化すると、来年冬の公務員ボーナスも下がってくることが予想されます。